5 外貨MMFの詳しい説明
外貨MMFは外貨預金よりも、さらに高い利息が受け取れます。外貨預金の場合、金利は固定金利が適用されますが、外貨MMFの場合は、変動金利です。
金利が上昇した時には、より多くの利息が受け取れるのです。
また、一ヶ月ごとに分配金(利息)が還元されます。この利息は複利運用(元本+利息=新たな元本)されることも大きなメリットです。
つまり、利息が自動的に元本に加算され、次はその元本の利息が儲けになる形です。
さらに外貨MMFから手に入れた為替差益には、税金がかからないというメリットもあります
外貨預金の利息にかかる所得税や住民税を考えると、よりお金が殖やせるチャンスがあると言えるでしょう。
この他にも、
手数料が安い。
預金期限がなく出し入れが自由。
といったメリットがあります。
外貨MMFの注意点
安全性の高いMMFにも注意点があります。
しかし、預金の代わりとして運用するのでしたら、安全性を考えると、多少の不自由さは問題にはならないでしょう。
1.取り扱っている外貨の種類が少なく、米ドル、ユーロ、豪ドルがほとんどで、それ以外の通貨の取り扱い機関はかぎられています。
2.また、金利が下がった場合には、そのぶん利息が下がります。
3.さらに、外貨MMFは、外貨での出し入れができません。購入したドルを、ドルのまま引き出して使う、ということはできません。
外貨MMFの税金
外貨MMFで利益がでるのは、2つのかたちがあります。
1つは投資信託会社が資金を運用し、その運用益を投資家に還元する分配金で、
もう1つは、外貨MMFを買ってから円安になったときの為替差益です。
分配金の税金
分配金には20%の源泉分離課税が課されます。
この場合の源泉分離課税というのは、証券会社が分配金から所得税を20%源泉徴収し、それだけで納税が完結するというものです。
自動的に、証券会社が処理してくれるので、税金の確定申告の必要はありません。
為替差益の税金
外貨MMFは外国籍の投資信託なので、為替差益は非課税です。
一方、他の外貨商品である、外貨預金や外国為替保証金取引(FX)は売買益に累進課税されます。
つまり、儲ければ儲けるほどより高い税率を課する課税方式となっているのです。
最高で37%もの税率になりますから、税金を払う為に稼いでいるような気持ちになりますね。
| 外貨MMF | 外貨預金 | FX | |
| 分配金(利息) | 20%源泉徴収 | 20%源泉徴収 | 累進課税 |
| 為替差益 | 非課税 | 累進課税 |
為替差益が非課税であることが、外貨MMFは他の外貨商品よりも有利な点です。
この税金の有利さから、>外貨MMFはプロも運用に組み入れている商品なのです。
