3 外貨預金について。
各通貨の預金金利
日本円 0.1%
米ドル 3.65%
ユーロ 1.93%
英ポンド 3.67%
豪ドル 4.18%
(三菱東京UFJ銀行の外貨定期預金より。
日本円は同行のスーパー普通預金より。
2007年2月21日現在)
海外の通貨と日本円の預金金利を比較すると、日本円のあまりの低金利に愕然とします。
外貨で預金をするメリットは、一目瞭然です。
1年間10万円を預ければ、日本円では利息100円ですが、米ドルでは3650円つきます。
それでは、100万円では? 1000万円ではどうなるでしょう?
外貨預金とは。
金利の高い海外の通貨で、銀行にお金を預けることを「外貨預金」と言います。
外貨で資産を持つと、大幅に円安にぶれたとき、自分の資産が減るリスクを回避することが可能です。円の価値は下がっても、外貨の価値が上がることで、自分の資産の価値を保つことができるのです。
そんな外貨預金にも日本の預金と同じように、種類があります。
普通預金
これは、円預金と同じ感覚でできます。
「お金を預けよう」と思えば預けられ、「お金を引き出そう」と思えば引き出せます。
預金者の都合に自在に対応してくれるメリットがあるぶん、金利は低めです。
定期預金
預け入れ期間や金額の設定があります。
原則として、満期にならなければ解約できません。金融機関によっては、途中解約に対応してくれますが、その際、普通預金の金利になるので、金利の高さがメリットの定期預金の意味がなくなります。
通貨の売買の手数料
通貨の売買には手数料がかかります。
くわしくは、こちらをご覧下さい
金利と手数料の関係
どの金融機関で外貨預金をするか?を決める注目ポイントにはもう一つ、「金利」があります。
外貨預金は、外貨MMFより利息が少ないので、金利や手数料で利息が帳消しになる場合があります。
外貨預金の場合、たいていの金融機関は利息を単利で計算しています。つまり、はじめに預け入れたお金に応じた一定の利息が、毎年受け取れるのです。しかし、金利は通貨によっても、また金融機関によっても違います。加えて、金利と手数料の関係については意外な盲点がありますから、注意しましょう。
預金をするなら金利が高い方が良いに超したことはありませんが、外貨預金はちょっと違います。なぜなら、金利が高い=手数料も高いという特徴があるからです。
日本で一番多く取り扱われている外貨は米ドルですが、流通量も他国通貨より格段に多いため、手数料は往復で2円程度で済みます。
しかし、世界でも特に金利の高い通貨であるオーストラリアドルは、手数料が約4円かかります。さらに、イギリスのポンドに至っては、約8円もの手数料を設定している金融機関もあるのです。
たとえ金利が高くても、為替差益がうまくとれなければ、金利の旨味は手数料で全部、帳消しになってしまいます。それどころか、逆に元手を減らす場合もあるのです。また、金利の高い通貨には為替の変動が激しいものがあり、注意が必要です。
外貨預金にかかる税金
さらに、外貨預金にかかる税金も確認しましょう。外貨預金では、利息には源泉分離課税がかかり、為替差益は雑所得の対象になります。
源泉分離課税は利息に対して20%の税金が差し引かれます。雑所得は確定申告をして、税金を納めなければなりません。
外貨預金より外貨MMFのほうがおトク!
以上の説明からもわかる通り、外貨預金は利息分が為替レートや手数料と税金で帳消しになったり、マイナスになったりします。
外貨MMFは、外貨預金より利息が高く、為替差益には税金がかかりません。外貨預金より、外貨MMFのほうが、有利でしょう。
